安土・老蘇学区
安土学区
滋賀県のほぼ中央に位置し琵琶湖最大の内湖 西の湖に接する、南から北にゆるやかに傾斜するおおむね平坦な地形で、東は安土山・繖山・箕作山を境に東近江市と接している。
老蘇学区
市の南東部に位置し、北・東・南の三方を山に囲まれた田園地帯と、学区を横断する旧中山道沿いにある集落で形成されている。
常楽寺(沙沙貴神社)
松明の特徴
直径約2m、高さ(長さ)約5mにおよぶ大松明で、祭りの1週間前に常楽寺で作られる。宵宮に沙沙貴神社へ引きずられ馬場に立てられる。夕刻、神火をしめ縄に移し、これを後ろ向きで松明に放り投げ、その先端に乗せて奉火される。
基本情報
神社名 | 沙沙貴神社 |
---|---|
松明の名称・種類・本数 | 大松明(円筒形) |
祭礼名 | 沙沙貴まつり |
場所(住所) | 近江八幡市安土町常楽寺2 |
日時 | 4月第1土・日曜日 |
地域の概要 | 集落の東端にある沙沙貴神社は佐々木源氏の氏神で、佐々木姓発祥地である。春の祭礼では、氏子集落から神社までの約1kmを4時間ほどかけて練り歩き松明を奉納する。その間「手桶踊り」と呼ばれる、2人の踊り手、綱先役、進行役の4人組による独特の踊りを何度も繰り返すのが特徴となっている。 |
東老蘇(奥石神社)
松明の特徴
大松明
高さ3mの藁を積み上げたもので灸状。青葉や日の丸扇のほか、年頭社頭に吊るしたマジャラコ(勧請縄)を下ろしてその胴に飾る。
基本情報
神社名 | 奥石神社 |
---|---|
松明の名称・種類・本数 | 大松明/ゴンボ松明 |
祭礼名 | 奥石神社の春祭り |
場所(住所) | 近江八幡市安土町東老蘇1615 |
日時 | 4月5・6日 |
地域の概要 | 繖山の南、国道8号と新幹線の立体交差地点にある「老蘇の森」の中に鎮座する。安産の神として信仰され、中山道の往来者の参拝も多かった。本殿は三間社流造で重要文化財にも指定されている。 |
西老蘇(鎌若宮神社)
松明の特徴
高さ2m半ほど上部はヨシで漏斗状に作り胴部には勧請縄を巻きつける。
基本情報
神社名 | 鎌若宮神社 |
---|---|
松明の名称・種類・本数 | 松明 |
祭礼名 | 鎌若宮神社の春祭り |
場所(住所) | 近江八幡市安土町西老蘇865 |
日時 | 4月4・5日 |
地域の概要 | もともとひとつの村であった老蘇が東西分立するに至って鎌宮四座の中、大村座が西老蘇として分離し、鎌宮の若宮として勧請したものであると伝えられている。毎年1月にお紺われる木札に石をぶつけて本年の運勢を占う「魔蛇羅講」の伝統行事で知られる。 |