近江八幡市公式観光サイト

市営小幡観光駐車場に車を停めて近江商人のまちなみを散策。

天正13年（1585）、近江43万石の領主となった豊臣秀次によって開町された近江八幡の中心エリアへ。フォトジェニックな新町通りには、国の重要文化財に指定されている旧西川家住宅や郷土資料館などが建ち並び、各施設では近江商人の気質や暮らしにふれることができます。八幡山を背景に、シンボリックな「見越しの松」が立つまちなみを撮影するのがおすすめです。

八幡堀すぐそばのロープウェーを利用して八幡山に上り、豊臣秀次の八幡山城跡を散策。重厚な石垣が残る城跡で、秀次の菩提寺・村雲御所瑞龍寺が建つ本丸跡、二の丸跡、出丸跡などさまざまな歴史遺構や近江八幡周辺のパノラマを堪能でき、絶景のデートスポットとしても人気です。

八幡山の東側にある琵琶湖の内湖で、面積が約2.8k㎡あり、現存する琵琶湖の内湖としては最大の規模を誇ります。西の湖は、ラムサール条約登録湿地で、生き物と自然が豊かな水郷地帯です。サイクリングや水郷めぐりで出合える景観は、琵琶湖八景の一つ「安土八幡の水郷」としても知られています。湖上にはヨシ原が見られ、春夏には青々と、秋冬には夕日に映えるヨシの姿が美しい、近江八幡自慢の内湖です。

このドライブコースの宿泊地・沖島へのアクセスは、堀切港から出港している「おきしま通船」のみです。沖島漁港までは、片道500円（船内で支払い）。約10分のクルージングが楽しめます。車は港から徒歩5分ほど離れた場所にある、沖島来場者専用駐車場に駐車。バス（平日1日2便のみ）の場合は、堀切港バス停下車すぐです。

宿泊は、民泊「湖心」で。1泊素泊り1名3500円～で、キッチン、調理器具、食器、調味料を自由に使用することができます。自炊する場合は、船に乗る前に周辺のスーパーなどで食材や飲み物を調達しておくのがマスト。アットホームな空間で、琵琶湖を間近に感じながらリラックスした時間を過ごすことができます。

朝食をすませてチェックアウトをしたら、のんびりと島を散策。沖島は、世界的にも珍しい淡水湖に浮かぶ有人島です。集落には約230人が暮らし、どこか昭和日本の風情が感じられるノスタルジックなまちなみが魅力です。漁港や路地、神社、桟橋など、フォトジェニックな風景写真を島のあちらこちらで撮影することができます。ぜひ、漁業会館で島民が愛する三輪自転車をレンタルして、ゆったりとした島時間を楽しんでください。

沖島散策を楽しんだら、琵琶湖畔のカフェ・レストランでカフェタイム。無肥料無農薬食材をテーマにしたフレンチ料理を提供するレストランです。ウッドデッキのテラス席は、テイクアウトメニューが持ち込め、こちらも人気です。琵琶湖のパノラマ絶景を眺めながらゆっくりと自家製レモネードやスイーツ、ハンバーガーなどを楽しむことができます。

長命寺山、標高約250mの山腹にある寺院を参拝。およそ2000年前、武内宿禰（たけうちのすくね）がこの山の柳の木に祈り300年の齢を授かったという伝説がある場所で、のちに聖徳太子が宿禰のお告げから観音様を彫ったことが寺の始まりとされています。808段の石段の上、琵琶湖を一望する標高に、本堂や三重塔といった伽藍が建ち並ぶ荘厳な山寺で、多くの建物が国の重要文化財に指定されています。8合目には駐車場があり車で行くこともできます。